マレーシアのTelekom MalaysiaがLTE提供エリアをボルネオ島に拡大
- 2015年02月17日
- 海外携帯電話
マレーシアの移動体通信事業者(MNO)であるTelekom MalaysiaはLTEサービスの提供エリアをボルネオ島(カリマンタン島)の都市など大幅に拡大した。
Telekom Malaysiaはサービス名をTMgoとしており、CDMA2000で使用していた周波数を転用してLTEサービスを展開している。
2014年8月のLTEサービス開始当初は提供エリアがケダ州とムラカ州のみに限定されていた。
しかし、2014年第4四半期には首都のクアラルンプールやジョホールバルなどマレーシアの大都市も提供エリアに追加している。
さらに2015年に入ってからはコタキナバルをはじめとしたボルネオ島の複数の都市でLTEサービスの提供エリアを整備した。
LTEサービスの開始当初は提供エリアが非常に限定されていたものの、サービスの開始後は急速に提供エリアの拡大を進めているという。
Telekom Malaysiaの場合は原則としてLTEサービスの提供エリア外の店舗ではLTEサービスに加入することができない。
LTEサービスの提供エリアが大幅に拡大されたことで、LTEサービスの加入を申し込める店舗も大幅に増加することになる。
なお、Telekom MalaysiaのLTEサービスはデータ通信専用で提供しているため、音声通話を利用することはできない。
周波数は850MHz帯を使用しており、LTE BandはBand 5となる。
LTEサービスに対応した端末としてはモバイル無線LANルータとUSBモデム型データ通信専用端末を用意している。
端末は提供エリア内のTelekom Malaysiaの正規取扱店で購入することができる。
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