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韓国SK TelecomがLTE 4×4 MIMOの試験を実施、帯域幅そのままで通信速度を2倍に



韓国の移動体通信事業者であるSK TelecomはLTE方式の通信において4×4 MIMOの試験に成功したことを発表した。

4×4 MIMOは端末側と基地局側の双方に4つずつアンテナを搭載し、通信速度の高速化を実現する。

LTE方式において帯域幅が10MHz幅であれば、既存の2×2 MIMOでは下り最大75Mbpsとなるが、4×4 MIMOを導入することで通信速度が2倍の下り最大150Mbpsとなる。

試験は連続した20MHz幅における4×4 MIMOと、3帯域を束ねたキャリアアグリゲーション(3CC CA)で帯域幅を40MHzとした場合における4×4 MIMOの両方に成功したことを明かしている。

SK TelecomはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションを適用して、通信速度は下り最大300Mbpsでサービスを提供している。

将来的にはキャリアアグリゲーションと4×4 MIMOを同時に適用することで、既存の帯域幅と同じ帯域幅で通信速度を2倍の下り最大600Mbpsに高速化する狙いがある。

なお、SK TelecomはLTE方式における4×4 MIMOの試験に成功した段階であるが、日本のUQ Communicationsが世界で初めて商用化することを発表している。

SK Telecom

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