世界における2015年Q1のスマートフォン販売台数は3億3600万台、Androidのシェアは78.9%
- 2015年05月28日
- 海外携帯電話
米国の調査会社であるGartnerは世界における2015年第1四半期のスマートフォン販売台数に関する調査結果を発表した。
世界におけるスマートフォンの販売台数は3億3,605万4,400台となっている。
前年同期の2億8,163万6,800台より増加傾向にある。
また、OS別およびメーカー別のシェアも公開されている。
OS別のシェアではトップから順にGoogleのAndroidがトップで78.9%、AppleのiOSが17.9%、MicrosoftのWindows系が2.5%、BlackBerryが0.4%、その他のOSが0.4%となっている。
前年同期はAndroidが80.8%、iOSが15.3%、Windows系が2.7%と、BlackBerryが0.6%で、順位に変わりはないものの、iOSのみシェアが増加しており、それ以外のOSはシェアを減らしたことになる。
スマートフォンのメーカー別のシェアではトップから順に韓国のSamsung Electronicsが24.2%、米国のAppleが17.9%、中国のLenovo(聯想)グループが5.6%、中国のHuawei Technologies(華為技術)が5.4%、韓国のLG Electronicsが4.6%、その他のメーカーやブランドが42.4%となっている。
前年同期はSamsung Electronicsが30.4%、Appleが15.3%、Lenovoグループが5.9%、Huawei Technologiesが4.8%、LG Electronicsが4.0%、その他のメーカーやブランドが39.7%である。
なお、LenovoグループにはLenovo Mobile Communication Technology(聯想移動通信科技)とMotorola Mobilityが含まれている。
スマートフォンとフィーチャーフォンを含めた携帯電話の調査も発表されており、販売台数は4億6,026万1,700台で、前年同期の4億4,896万6,100台を上回っている。
メーカー別シェアはトップから順にSamsung Electronicsが21.3%、Appleが13.1%、米国のMicrosoftが7.2%、LG Electronicsが4.3%、Lenovoグループが4.2%、Huawei Technologiesが4.0%、中国のXiaomi Technology(小米科技)が3.2%、中国のHuizhou TCL Mobile Communication(恵州TCL移動通信)が3.1%、中国のZTE(中興)が2.7%、インドのMicromax Informaticsが1.8%、その他のメーカーやブランドが35.2%となっている。
前年同期はSamsung Electronicsが24.5%、Appleが9.6%、Microsoftが11.1%、LG Electronicsが3.3%、Lenovoグループが3.9%、Huawei Technologiesが3.2%、Xiaomi Technologyが2.1%、Huizhou TCL Mobile Communicationが2.7%、ZTEが3.1%、Micromax Informaticsが1.7%、その他のメーカーやブランドが34.8%である。
スマートフォンの集計も含めて、上位ではApple、LG Electronics、Huawei Technologiesなどがシェアを伸ばしており、Samsung Electronicsはトップを維持しながらもシェアは減らしていることが分かる。
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