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パイオニアがNTTドコモのLTEネットワークに対応したミラー型テレマティクス端末を発売



PioneerはShanghai Tricheer Technology(上海三旗通信科技)製のFDD-LTE/W-CDMA端末「ミラー型テレマティクス端末」を発売すると発表した。

カメラによる画像認識で法人車両の安全運転を支援するとしており、法人向けに販売を開始することになる。

NTT docomoのモバイルネットワークに対応した通信モジュールを内蔵しており、NTT docomoのモバイルネットワークを利用して常時ネットワークの接続を実現する。

通信方式はFDD-LTE 2100(B1)/1800(B3)/1500(B21)/800(B19) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI/XIX) MHzに対応する。

クラウドサービスを活用したリアルタイムな車両管理・動態管理を可能とし、また運行の効率化や指示伝達の徹底を図って運行をサポートできる。

カメラ映像のアップロードにより遠隔での状況確認も可能としている。

広角車載カメラを内蔵しており、独自の画像センシング技術を適用して解析することで、前方車両発進検知やレーン移動検知などを画像と警告音で知らせる安全運転支援サービスを実現する。

また、前方を撮影・記録するドライブレコーダーとしても使用可能で、衝撃検知時には前後20秒間の前方画像を録画できる。

ディスプレイはハーフミラータイプの約5.0インチでタッチパネル対応の液晶となっており、運転支援告知や業務支持メッセージなど様々な情報の表示や操作が可能となっている。

ハーフミラータイプとなっているため、各種情報を表示しない場合は全面をバックミラーとして利用できる。

GNSS(全地球型測位システム)やジャイロセンサ・加速度センサーを内蔵しており、高精度な位置情報の取得や運転の挙動検知を実現している。

用途に応じた専用アプリケーションのインストールも可能である。

業務車両向けテレマティクスサービスであるビークルアシストに対応し、動態管理に加えて日報・走行軌跡レポート・運転評価レポートの作成や運転手へのメッセージ送信・読み上げなどを利用できる。

製造は中国のLongcheer Group(龍旗集団)傘下のShanghai Tricheer Technology(上海三旗通信科技)が手掛ける。

Pioneer

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