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シンガポール政府が4G用に225MHz幅を開放へ、キャリアの新規参入も促進



シンガポールの行政機関で電気通信事業を管轄するシンガポール情報通信開発庁(Infocomm Development Authority of Singapore/iDA)は移動体通信用に225MHz幅を開放する計画を発表した。

アナログテレビの停波後に周波数を移動体通信に転用する予定で、主に4Gと呼ばれるLTE方式での利用を想定している。

移動体通信用に開放される周波数は700MHz、900MHz、2.3GHz、2.5GHzで計225MHz幅となる。

225MHz幅のうち60MHz幅は新規参入を狙う企業のために入札額を安く設定し、新規参入を促進する方針も示している。

新規参入となる企業が現れた場合、2018年9月末までに独自のネットワークでシンガポール全土をカバーさせる計画としている。

シンガポールにおける移動体通信事業者はSingtel、M1、StarHubの3社が存在している。

また、Consistel(OMGTel)とMyRepublicが新規参入の意向を示しており、いずれか1社が新規参入を果たす見通し。

約15年ぶりにシンガポールで新たな移動体通信事業者が誕生する可能性が高まっている。

iDA

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