HTCが売上高半減で赤字転落、HTC One M9の販売不振が影響か
- 2015年07月10日
- 海外携帯電話
台湾のHTC(宏達国際電子)は2015年第2四半期の連結決算を2015年7月6日付けで公表し、最終損益が80億3,000万台湾ドル(約320億円)の赤字に転落したことが判明した。
HTCの赤字は2014年第1四半期以来で、4四半期連続で黒字を記録していたものの、5四半期ぶりの赤字転落となる。
売上高は330億1,000万台湾ドル(約1320億円)となっており、前年同期の650億600万台湾ドル(約2,600億円)からはほぼ半減した状態である。
HTCはフラッグシップとなるスマートフォン「HTC One M9」を2015年3月後半より台湾で販売を開始してグローバルで順次展開しているが、HTC One M9の販売不振が大きく影響しているとの見方もある。
また、台湾における2015年第2四半期のスマートフォンの販売台数ではASUSTeK Computer(華碩電脳)がHTCを抜く可能性も指摘されている。
不振のHTCはASUSTeK Computerへの身売りが報道された際に否定する公式声明を発表したが、不振が続けばまた身売りが囁かれるようになるかもしれない。
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