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ミャンマーで携帯電話キャリアの新規参入に向けて動き出す



ミャンマー(ビルマ)で新たな移動体通信事業者の参入に向けて動き出したことが海外メディアの報道で分かった。

ミャンマーの行政機関で電気通信事業を管轄する通信・情報技術省の関係者が匿名で明かした情報としており、新たな移動体通信事業者はミャンマー企業と外資企業が共同で事業を手掛けることになる模様である。

情報・通信技術省が新たな移動体通信事業者としてミャンマー企業を選定する計画で、その後に通信・情報技術省に選ばれたミャンマー企業が共同で事業を行う外資企業を選定するという。

新規参入を計画するミャンマー企業は2015年8月24日にまでに通信・情報技術省に事業計画を含む申請書の提出が必須とされている。

ミャンマーで携帯電話の利用者が爆発的に増えており、移動体通信事業者の新規参入によって競争を促進し、サービスを改善に繋げる狙いがあると思われる。

Yatanarpon Teleportは移動体通信用に2.1GHz帯の10MHz幅と900MHz帯の5MHz幅を保有しており、一時期はベトナムのViettel Group (軍隊通信グループ)と提携して移動体通信事業への参入が濃厚とされていたが、続報がないために両社の交渉は決裂した可能性がある。

ミャンマーではKDDIや住友商事と共同事業を手掛ける国営のMyanma Posts and Telecommunications (ミャンマー国営郵便・電気通信事業体:MPT)、ノルウェーのTelenor傘下のTelenor Myanmar、カタールのOoredoo傘下のOoredoo Myanmarが主要な移動体通信事業者として知られており、ミャンマー軍が運営するMyanmar Economic Corporation (ミャンマー経済公社:MEC)持ブランド名をMECTelとして規模が非常に小さいものの移動体通信事業を手掛けている。

新たな移動体通信事業者がミャンマーで誕生すれば、一般的には4社、厳密には5社の移動体通信事業者が存在することになる。

REUTERS

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