台湾の中華民国経済部が4G+試験ネットワークの運用を開始
- 2015年08月08日
- 海外携帯電話
台湾の行政機関で財政を管轄する中華民国経済部(Ministry of Economic Affairs, R.O.C.:略称、MOEA)は4G+試験ネットワークの運用を開始すると発表した。
移動体通信業界と関連したソリューションの発展を加速する目的で、4G+試験ネットワークの運用を開始する。
試験ネットワークで用いる設備はNEC(日本電気)、Nokia Solutions and Networks、Alcatel-Lucent、Ericsson、Rohde & Schwarzなどから調達する。
商用ネットワークと同等の環境を構築し、端末機、チップセット、小型基地局、VoLTEなどの各種技術に関する試験を実施する。
4G+試験ネットワークはLTE方式の試験ネットワークとなる模様で、17バンドを活用してFDDのみ、TDDのみ、FDDとTDDのデュアルモードなど様々なケースを想定した試験環境を構築する。
移動体通信関連業界における台湾企業の競争力強化を支援するとし、また試験費用の削減や開発期間の短縮化に貢献できるとしている。
将来的には4G+試験ネットワークの運用を通じて5G技術の検証に役立てる方針も示している。
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