中国・天津の大爆発で中国各キャリアの移動基地局車が出動
- 2015年08月14日
- 海外携帯電話
中国の天津市・浜海新区に位置する瑞海国際物流の危険物格納倉庫で大規模な爆発事故が発生したことを受けて、中国の各移動体通信事業者は移動基地局車(移動通信車)を配備していることが分かった。
事故現場および周辺の移動体通信サービスを安定させるために、移動基地局車を派遣したことをWeiboなどを通じて明らかにしている。
大規模な爆発事故の影響で複数の基地局が故障し、一部では通信障害も発生しているが、深刻な被害を受けた基地局以外は復旧活動中とのことである。
事故現場から近い一部の基地局は完全に爆破されて、復旧が困難な基地局も存在する模様である。
移動基地局車の出動目的は通信障害の応急処置だけではなく、救援隊や被害者の連絡などでネットワークが込み合う可能性が考えられるため、移動基地局車を派遣して移動体通信サービスの安定性を確保するとしている。
これまでにChina Mobile(中国移動)の天津市子会社であるTianjin Mobile(天津移動)、China Telecom(中国電信)の天津市支社であるTianjin Telecom(天津電信)、China Unicom(中国聯通)の天津市支社であるTianjin Unicom(天津聯通)の3社が移動基地局車を配備していることが分かっている。
Weibo – China Mobile
Weibo – China Telecom
Weibo – Tianjin Unicom
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