HTCが大規模な人員削減を実施へ、2015年中に全従業員の15%を解雇
- 2015年08月15日
- Android関連
台湾のHTC(宏達国際電子)は大規模な人員削減を実施することを発表した。
不振が続くHTCは2015年第2四半期に売上高が前年同期から半減し、5四半期ぶりの赤字転落となった。
それだけではなく、株価が急落して2015年8月10日には時価総額がここ10年間で過去最低の470億台湾ドルとなり、2015年6月末時点の手元現金額の472億台湾ドルを下回ったことで、複数のメディアが企業価値がゼロと報じた。
HTCは複数の再建策を発表しており、ハイエンドのスマートフォン、VR関連製品、ウェアラブルデバイスを主要事業として建て直しを図る。
また、再建策の一環として大規模な人員削減を実施することも発表している。
2015年中に全従業員の15%を解雇する計画で、約2300人がHTCを去ることになる模様である。
HTCは2015年8月末に会社が残留を望む従業員に対して賞与を支給する見通しで、賞与の不支給は実質的に退職勧奨と見られている。
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