未発表のLTE端末NEC KMP7R4C1-3A/KMP7R4D1-3Aが技適通過
- 2013年06月13日
- Android関連
総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2013年4月に通過した端末が公示された。
NTT docomo向けのNEC製LTE/W-CDMA/GSM端末「KMP7R4C1-3A」と「KMP7R4D1-3A」が2013年4月17日付けでTELECを通過した。
KMP7R4C1-3AとKMP7R4D1-3Aは下記の無線種別で通過している。
第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第11号の19に規定する特定無線設備
第2条第19号に規定する特定無線設備
モバイルネットワークはKMP7R4C1-3AがLTE 2100(B1) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzで通過しており、KMP7R4D1-3AがLTE 2100(B1) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI/XIX) MHzで通過している。
少なくともNTT docomoがFOMAプラスエリアとして使用しているW-CDMA 800(VI) MHzに対応することが分かる。
その他、Bluetoothや無線LANの周波数帯でも通過している。
無線LAN通信は2.4GHz帯のみに対応しており、5.xGHz帯には非対応となっている。
規格はIEEE 802.11 b/g/nとなる模様である。
LTE方式の通信がトライバンドやクアッドバンドでないことから、NTT docomo向けのキャリアモデルとは考えにくい。
NTT docomoのネットワークを使用したMVNO向けの端末となる可能性が高いと推測している。
また、KMP7R4C1-3AやKMP7R4D1-3Aと似た型番としてKMP7R4C1-2AやKMP7R4D1-2Aも同日付けで認証を通過している。
KMP7R4C1-2AとKMP7R4D1-2Aはモバイルネットワークに非対応となっており、KMP7R4C1-3Aのモバイルネットワーク非対応版がKMP7R4C1-2A、KMP7R4D1-3Aのモバイルネットワーク非対応版がKMP7R4D1-2Aになると思われる。
スマートフォンではなくタブレット型端末となる可能性もありそうだ。
・総務省電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm
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