中国の4G LTE利用者数が7月末で2億5000万に達する
- 2015年08月26日
- 海外携帯電話
中国の行政機関で電気通信事業などを管轄する中華人民共和国工業和信息化部の傘下組織である運行監測協調局は2015年7月末における電気通信事業の統計情報を公示した。
移動体通信の利用件数は12億9459万7000に達しており、前年からは850万3000の増加、前月からは162万4000の増加としている。
また、移動体通信の人口普及率は94.5%となっている。
すべての移動体通信のうち3G契約と4G契約の統計情報も明らかにされている。
3G契約は4億4408万3000となっており、前年からは4117万3000の減少、前月からは436万7000の減少となる。
4G契約は2億5051万8000に達しており、前年からは1億5323万4000の大幅な増加、前月からは2505万1000の増加となっている。
3G契約は減少しているものの、それ以上に4G契約が大幅に増加していることが分かる。
中国の各移動体通信事業者は4Gプランの値下げを実施したため、3G契約からのアップグレードや4G契約の新規加入などが反映されていると思われる。
なお、中国における3GサービスはChina Mobile(中国移動)がTD-SCDMA方式、China Telecom(中国電信)がCDMA2000方式、China Unicom(中国聯通)がW-CDMA方式を採用する。
4GサービスはChina MobileがTD-LTE方式のみ、China TelecomとChina UnicomがFDD-LTE方式とTD-LTE方式の両方で提供している。
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