カンボジアのSEATELが携帯電話サービスを正式に開始、音声通話は100% VoLTEに
- 2015年09月06日
- 海外携帯電話
カンボジアの移動体通信事業者であるSouth East Asia Telecom (Cambodia)は移動体通信サービスを正式に開始した。
2015年7月11日より一部のユーザを対象に限定的な移動体通信サービスを提供していたため、フルサービスの開始と謳っている。
通信方式はFDD-LTE方式のみで、周波数は850MHz帯(Band 5)を採用している。
なお、通信方式がFDD-LTE方式のみとなるため、音声通話はすべてVoLTE (Voice over LTE)となる。
LTEネットワークはプノンペン特別市を含む17の省や都市を提供エリアとしており、最終的にはカンボジア全土を提供エリアとする計画である。
South East Asia Telecom (Cambodia)はシンガポールのSouth East Asia Telecomグループで、Excellブランドで展開するGT-TELLを買収してカンボジアの移動体通信事業に参入した。
ExcellブランドではCDMA2000サービスを提供してたが、LTEサービスの開始に先立ちCDMA2000サービスを含むすべてのExcellブランドのサービスを終了している。
ブランド名は略称のSEATELとしており、また中国語のブランド名は東南亜電信として展開していく。
カンボジアでVoLTEを導入する移動体通信事業者はSouth East Asia Telecom (Cambodia)が初めてである。
VoLTE対応端末としてはZTE Blade Q Lux、ZTE Star II、Samsung Galaxy S6、Samsung Galaxy S6 edgeを用意している。
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