TeliaSoneraがユーラシアの7ヶ国における携帯電話事業から順次撤退
- 2015年09月18日
- 海外携帯電話
スウェーデンのTeliaSoneraはユーラシア大陸の7ヶ国における移動体通信事業から撤退することを発表した。
ユーラシア大陸の対象となる7ヶ国では移動体通信事業を改善してさらに発展できるよう努めてきたが、それぞれの国に独自の事情があるためにTeliaSoneraの目標には道のりが複雑かつ時間を要するとし、TeliaSoneraの取締役会で時間をかけて完全に撤退することで決定したとのことである。
TeliaSoneraの戦略に沿って、今後はスウェーデンを含む欧州における各種事業を強化する計画としている。
対象となるユーラシア大陸の7ヶ国はネパール、カザフスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、ジョージア(旧グルジア)、アゼルバイジャン、モルドバとなっている。
ブランド名はネパールではNcell、カザフスタンではKcell、ウズベキスタンではUcell、タジキスタンではTcell、ジョージアではGeocell、アゼルバイジャンではAzercell、モルドバではMoldcellとして移動体通信事業を手掛けている。
これらの国のうちネパール、カザフスタン、タジキスタン、アゼルバイジャンでは各国で利用者数がトップの移動体通信事業者となっているが、TeliaSoneraは持続性および収益性を重視しており、これらの国では持続性や収益性が見込めないことから撤退を決めたと思われる。
TeliaSoneraはスウェーデン、フィンランド、デンマーク、ノルウェー、スペイン、リトアニア、エストニア、ラトビアにおける移動体通信事業は継続することになる。
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