タイのLTE周波数オークションは11月11日と11月12日に実施
- 2015年10月16日
- 海外携帯電話
タイの政府機関で電気通信事業などを管轄するNational Broadcasting Telecommunications Commission(NBTC)は周波数オークションを実施する日程を2015年11月11日と2015年11月12日に変更したことを明らかにした。
周波数オークションでは1.8GHz帯と900MHz帯が対象となっており、FDD-LTE方式で利用されることを想定しているため、一般的には4Gオークションと呼ばれている。
これまで周波数オークションの計画は延期などで何度も変更されているが、最新の予定では1.8GHz帯が2015年11月11日、900MHz帯が2015年11月12日と2日連続で行うと発表している。
タイのことなのでもはや公式情報すら信用できない状況ではあるが、現時点での周波数オークションの日程は2015年11月11日と2015年11月12日と考えて問題ない。
周波数オークションへの参加を表明している事業者は、1.8GHz帯がAdvanced Wireless Network、dtac TriNet、DTAC Broadband、True Move H Universal Communication、Jas Mobile Broadbandの5社、900MHz帯がAdvanced Wireless Network、dtac TriNet、DTAC Broadband、True Move H Universal Communication、Hutchison Telecommunication (Thailand)、Jas Mobile Broadband、Mobile LTEの7社である。
1.8GHz帯と900MHz帯はそれぞれ2枠であるため、1.8GHz帯は2枠に5社が、900MHz帯は2枠に7社が参加する計画であることが分かっている。
なお、Advanced Wireless NetworkはAdvanced Info Service (AIS)傘下のAISグループ、dtac TriNetとDTAC BroadbandはTotal Access Communication傘下のdtacグループ、True Move H Universal CommunicationとHutchison Telecommunication (Thailand)はTrue傘下で移動体通信事業を手掛けるTrue Mobileグループとなっている。
そのため、実質的には1.8GHz帯は2枠に4グループ、900MHz帯は2枠に5グループが競うことになる。
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