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台湾のNCCが全球一動のライセンス更新を承認せず、WiMAXサービスは終了へ



台湾の行政機関で電気通信事業などを管轄する国家通訊伝播委員会(NCC)は台湾のWiMAX事業者であるGlobal Mobile(全球一動)のWiMAXサービスに関するライセンスを更新しないことで決定した。

これにより、WiMAXサービスのライセンスが満期を迎える2015年12月10日をもってWiMAXサービスを終了することになる。

NCCの決定は2015年11月10日付けで公示しており、規則に従ってWiMAXサービスを終了する1ヶ月前に案内している。

Global Mobileは台湾の北区で2595.0~2625.0 MHzの周波数を利用してWiMAXサービスを提供しているが、この周波数範囲はTD-LTE方式およびFDD-LTE方式に再割当することが決まっている。

周波数オークションを通じて新たな割当先を決定するが、2015年11月11日の時点で新たな所有者は決定していない。

ただ、Global MobileがWiMAXサービスを終了することですぐに同周波数を新たな所有者に明け渡せられるため、同周波数を早期にLTEサービスでの利用が可能となる見通し。

台湾では6社にWiMAXサービスのライセンスが交付されていたが、2014年12月3日にTatung InfoComm(大同電信)、2015年2月11日にFirst International Telecom(大衆電信:FITEL)、2015年3月10日にFar Eastone Telecommunications(遠傳電信)、2015年8月24日にVeeTIME(威達雲端電訊)とVMAX Telecom(威邁思電信)の5社がWiMAXサービスを終了しており、残りのWiMAX事業者はGlobal Mobileのみとなっていた。

台湾が国策で推進したWiMAXサービスであるが、約1年の間にすべてのWiMAXサービスが台湾から姿を消すことになる。

NCC

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