Wireless City PlanningがMassive MIMOの実証試験を東京都内で開始
- 2015年11月24日
- SoftBank-総合
SoftBankグループのWireless City Planning (WCP)はTD-LTE方式と高い互換性を確保したAXGP方式でMassive MIMO (大規模MIMO)に対応した実験試験局の免許を2015年11月24日付けで取得したことを発表した。
また、2015年11月24日よりAXGP方式でMassive MIMOの実証実験を開始することも明らかにしている。
Massive MIMOは基地局のアンテナ数を増やすことで通信容量の拡大を実現する技術で、第5世代移動通信システム(5G)のコア技術としても注目されている。
実証実験では従来の16~32倍の数のアンテナ数を用いており、周波数利用効率や実効速度の向上を実現する。
2.5GHz帯のAXGP方式となっており、Massive MIMOに対応した実験試験局は東京都港区の芝大門エリアおよび東京都中央区の八丁堀エリアで計4局を設置している。
期間は2015年11月24日から2016年10月31日で、Massive MIMOの導入による通信容量拡大の検証を行う。
Wireless City Planningは実証実験を通じて、取得データやノウハウを活用して商用サービスに向けた準備を進め、安定した高速通信や周波数の有効活用を実現するとしている。
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