Pantechの企業回生手続きを終結、新生・Pantechとして再建へ
- 2015年11月27日
- 海外携帯電話
韓国のPantechは法定管理とも呼ばれる企業回生手続きを終結したことが韓国メディアの報道で分かった。
法定管理は日本の会社更生法の適用に相当し、経営難に陥ったPantechは2014年8月12日に企業回生手続きを申請していた。
Pantechは3度の身売りに失敗して清算が有力視される状況になっていたものの、韓国のSOLiDとOptisが買収を提案してソウル中央地方裁判所破産3部がそれを承認したことで、Pantechは存続することになった。
SOLiDとOptisはPantechを買収するための特殊目的法人としてSMA Solution Holdingsを設立しており、SMA Solution Holdingsを通じてPantechを取得する。
SMA Solution Holdingsへの出資比率はSOLiDが96%でOptisが4%となり、実質的にSOLiDがPantechの経営権を握ることになる。
Pantechは清算の危機を脱出してSMA Solution Holdingsのもとで再建に進んでおり、これによって約15ヶ月も継続した企業回生手続きを終結した。
新生・Pantechはスマートフォン市場に再参入し、2016年第2四半期までに韓国とインドネシアで新たなスマートフォンを発売する予定である。
特にインドネシアにおけるスマートフォン事業に注力する計画であることが分かっている。
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