チェコのT-Mobile Czech Republicが3CC CAを商用化、下り最大375Mbpsに高速化
- 2015年12月18日
- 海外携帯電話
チェコの移動体通信事業者であるT-Mobile Czech RepublicはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションを高度化し、3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)を商用化したことを発表した。
これまでT-Mobile Czech Republicは2コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(2CC CA)を導入していた。
2CC CAの組み合わせはFDD-LTE方式の1.8GHz帯(Band 3)と800MHz帯(Band 20)を束ねたCA_3-20で、帯域幅は1.8GHz帯が20MHz幅で800MHz帯が10MHz幅となるため、通信速度は下り最大225Mbps/上り最大50Mbpsに達する。
3CC CAの組み合わせは2CC CAにFDD-LTE方式の2.1GHz帯(Band 1)を加えたCA_1-3-20としており、2.1GHz帯は帯域幅が20MHz幅となるため、通信速度は下り最大375Mbps/上り最大50Mbpsに高速化している。
まずはチェコの首都・プラハの一部で3CC CAを導入している。
対応端末はSamsung Galaxy S6 edge+を用意しており、Samsung Galaxy S6 edge+では近く配信予定のソフトウェアアップデートを適用することで3CC CAの利用が可能となる予定である。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。