カタールのOoredooが3CC CAを商用化、通信速度は下り最大375Mbpsに
- 2015年12月23日
- 海外携帯電話
カタールの移動体通信事業者であるOoredooはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションを高度化し、3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)を商用化した。
周波数はFDD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 7)、1.8GHz帯(Band 3)、800MHz帯(Band 20)を組み合わせたCA_3-7-20となる。
Ooredooは2014年12月よりCA_7-20の組み合わせでキャリアアグリゲーションを導入しており、通信速度は下り最大225Mbpsで提供してきた。
3CC CAでは帯域幅が計50MHzとなるため、通信速度は下り最大375Mbpsに達する。
下り最大375Mbpsは商用の移動体通信サービスとしてはアジアおよび中東では最速である。
2015年8月に3CC CAの試験を実施していることを発表しており、ようやく商用化したことになる。
3CC CAを利用するためにはLTE UE Category 9に対応した端末が必要で、提供エリアはWest Bay、Corniche、Katara Cultural Villageを含めた首都・ドーハの一部としている。
Nokia Solutions and Networksの通信設備を採用しており、3CC CAの導入にはNokia Solutions and Networksが支援している。
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