中国のvivoがインドでスマートフォンの製造を開始、インドにおける展開を強化
- 2015年12月24日
- Android関連
中国のvivo COMMUNICATION TECHNOLOGY(維沃通信科技)のインド法人であるvivo Mobile Indiaはインドにおけるスマートフォンの製造を開始した。
インドのウッタル・プラデーシュ州にスマートフォンを製造するための工場を稼働開始しており、最大で月産100万台の能力まで引き上げることが可能としている。
12億5,000万インドルピー(約22億8,000万円)を投じて工場を開設し、インド国内におけるスマートフォンの製造を強化する計画である。
まずはインド国内の工場ではvivo Y11、vivo Y15S、vivo Y21の3機種で、インド市場向けのスマートフォンはインド国内での製造に切り替えていく見通し。
vivo Mobile Indiaはインド国内でスマートフォンを製造することで製造コストや各種税金を削減できるため、販売価格の低廉化を実現することが可能としており、また2,200人規模の雇用を創出できるとしている。
インドにおけるスマートフォン事業を強化するvivo Mobile Indiaは広告展開も積極的に行う計画で、2016年はクリケットのインディアン・プロリーグの公式スポンサとして活動する。
インドではクリケットが人気のスポーツであり、クリケットのプロリーグで世界最大規模を誇るインディアン・プレミアリーグの公式スポンサになることで知名度の向上を狙う。
なお、vivo COMMUNICATION TECHNOLOGYの競合である中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications(広東欧珀移動通信)はクリケット評議会の公式スポンサとなることが決まっており、各社ともクリケットの人気が高いインドなど南アジアにおける展開を強化することが窺える。
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