中国移動がGCFにおいてVoLTEの試験環境を提供、2016年には260都市にVoLTEを拡大へ
- 2015年12月28日
- 海外携帯電話
中国の移動体通信事業者であるChina Mobile(中国移動)は端末メーカーが製造する携帯端末が3GPP標準仕様のネットワークに準拠していることを認証する団体であるGCFにおいて、GCF認証試験の環境としてVoLTE(Voice over LTE)ネットワークを提供することを明らかにした。
GCF認証試験の環境としてVoLTEネットワークを提供する通信事業者としては、日本のNTT docomoが初めて提供を開始したが、その後に英国のVodafoneなども続いている。
China MobileはTD-LTE方式のみでLTEサービスを提供しており、VoLTEもTD-LTE方式のネットワークで実現する。
VoLTEネットワークをGCF認証試験の環境に提供する移動体通信事業者としては、初めてのTD-LTE方式を採用する移動体通信事業者となる。
China Mobileは2015年6月に浙江省の杭州でVoLTEを商用化しており、提供エリアは順次拡大している。
2016年には260都市にVoLTEの提供エリアを拡大する計画を明らかにしている。
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