中国OEM企業の深圳中天信電子が倒産、従業員の解雇を通知
- 2015年12月29日
- 海外携帯電話
中国のShenzhen G.Credit Electronics(深圳中天信電子)が倒産したことが中国メディアの報道で分かった。
Shenzhen G.Credit Electronicsは従業員に対して倒産および同社の閉鎖を案内しており、また従業員との労働契約の解除を通知している。
倒産したShenzhen G.Credit Electronicsは中国の深圳市に拠点を置くOEM企業で、主要な取引先としてはHuawei Technologies(華為技術)、Huizhou TCL Mobile Communication(恵州TCL移動通信)、Smartisan Digital(北京錘子数碼科技)、Coolpadブランドで展開するYulong Computer Telecommunication Scientific(宇龍計算機通信科技)、ZTE(中興)などが知られている。
一度はShenzhen G.Credit Electronicsが倒産して約4000人の従業員の給料を未払いで経営陣が夜逃げしたとの報道を否定していたが、少なくとも倒産は事実であることが判明した。
Smartisan Digitalは最初のShenzhen G.Credit Electronicsの倒産報道を受けてCEOがコメントを出すなど、Shenzhen G.Credit Electronicsの取引先としてよく知られているが、新製品となるSmartisan T2の製造についてShenzhen G.Credit Electronicsの倒産による影響は受けないとしている。
なお、Shenzhen G.Credit Electronicsの公式ウェブサイトはアクセスできない状態となっている。
中国ではOEM企業/ODM企業や部品メーカーの倒産が相次いでおり、今後も同業他社の倒産が懸念されている。
環球新聞
Shenzhen G.Credit Electronics
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