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韓国のPantechが2016年のNew Pantechの経営方針説明会を開催



韓国のPantechはソウルにおいて「New Pantechの2016年における経営方針に関する説明会」を開催し、2016年とそれ以降の事業計画を明らかにした。

Pantechは経営破綻により法定管理と呼ばれる企業回生手続きを受けていたが、SOLiDとOptisがPantechを買収するための特殊目的法人としてSMA Solution Holdingsを設立し、SMA Solution Holdingsを通じてPantechを買収したため、Pantechは新たな所有者の下でNew Pantechとして再建の道を歩んでいる。

4大事業を主軸にするとのことで、1つめは韓国のスマートフォン市場への再参入、2つめは海外のスマートフォン市場への参入、3つ目はIoT関連事業への参入、4つめはウェアラブルデバイスへの参入としている。

Pantechは2014年11月にPantech VEGA POP-UP Noteを発表してからは新製品を発表していないが、2016年は中低価格のスマートフォンで韓国のスマートフォン市場に再参入する計画である。

韓国では特定の移動体通信事業者専用となるスマートフォンが増加傾向にあるが、Pantechも特定の移動体通信事業者専用となるスマートフォンを投入する方針で、移動体通信事業者との関係性を強化するなどリスクを最小限に抑えられるよう調整するという。

海外のスマートフォン市場は主に新興市場をターゲットとしており、参入先の企業と合弁会社を設立してスマートフォンを投入し、海外における展開でもリスクを最小限に抑えるために注力するとのことである。

インドネシアのスマートフォン市場に参入することが内部では決定しており、インドネシアにおける主要なブランドとなることを目指す。

2017年以降はIoT製品やウェアラブルデバイスのラインナップを拡充し、2018年には売上高を1.5兆韓国ウォンとする目標も掲げている。

Pantech

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