韓国のPantechが新型スマートフォンPantech V950を開発中、約1年半ぶりの新製品に
- 2016年01月22日
- Android関連
韓国のPantechはスマートフォン「Pantech V950」を開発していることが分かった。
GFXBenchにPantech V950が登場しており、測定結果よりスペックの一部が判明している。
OSにはAndroid 5.1.1 Lollipop Versionを採用している。
チップセットは64bit対応でQualcomm Snapdragon 615 (MSM8939)またはQualcomm Snapdragon 616 (MSM8939)となる。
CPUはオクタコアでベンチマーク動作時の周波数は1.3GHzとなり、GPUはQualcomm Adreno 405を搭載する。
ディスプレイは約5.0インチで解像度がHD(720*1280)となっている。
カメラはリアに約1300万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約500万画素CMOSイメージセンサを備える。
システムメモリの容量は2GBで、内蔵ストレージの容量は16GBである。
Pantech V950は未発表端末の型番(モデル番号)となる。
経営難に陥ったPantechは2014年8月12日に企業回生手続きを申請し、2014年11月に発表したPantech VEGA POP-UP Noteを最後に新製品を投入していないが、SOLiDとOptisがPantechを買収するための特殊目的法人としてSMA Solution Holdingsを設立してSMA Solution Holdingsを通じてPantechを買収したため、PantechはSMA Solution Holdingsの下で再建の道を歩んでいる。
再建策として2016年第2四半期に韓国とインドネシアでエントリークラスのスマートフォンを投入してスマートフォン事業に再参入することを明らかにしており、Pantech V950は韓国またはインドネシア向けのエントリークラスのスマートフォンになると思われる。
韓国では移動体通信事業者と提携関係を強化してスマートフォンを販売し、インドネシアでは現地企業と合弁会社を設立してスマートフォン事業を展開する方針を示している。
計画通りに2016年第2四半期に新型のスマートフォンを投入することになれば、Pantech VEGA POP-UP Note以来で約1年半ぶりの新製品となる。
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