Pocket WiFi 203Z/GL09P (MF98+)が5GHz帯の無線LANで技適通過

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総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2013年6月に通過した端末の認証情報が更新された。
SoftBank及びeAccess向けのZTE製FDD-LTE/AXGP(TD-LTE)/W-CDMA端末「MF98+ 203Z GL09P」が2013年6月21日付けでTELEFICATION B.V.を通過した。
MF98+ 203Z GL09Pは下記の無線種別でTELEFICATION B.V.を通過している。
第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第11号の19に規定する特定無線設備
第2条第19号に規定する特定無線設備
第2条第19号の3に規定する特定無線設備
第2条第19号の3の2に規定する特定無線設備
第2条第54号に規定する特定無線設備
モバイルネットワークはFDD-LTE 1800(B3) MHz, AXGP(TD-LTE) 2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/1700(IX)/1500(XI) MHzで通過している。
日本国内ではAXGP(TD-LTE) 2500(B41) MHzのSoftBankやEMOBILE LTEのFDD-LTE 1800(B3) MHzを利用可能で、マルチネットワークに対応したモバイル無線LANルータとなっている。
W-CDMA 2100(I) MHzでも通過しているが、日本においては利用不可に設定されており、国際ローミングでW-CDMA 2100(I)/850(V) MHzが利用可能となる。
無線LANの周波数帯でも通過しており、周波数帯は2.4GHz/5.2GHz/5.3GHz/5.6GHz/5.7GHzで認証を受けている。
2.4GHzのみ利用可能で、5.2GHz/5.3GHz/5.6GHz/5.7GHzはソフトウェア的に封印されていると思われる。
MF98+ 203Z GL09Pは同一端末として認証を通過しており、ハードウェア的に同一であることが分かる。
SoftBank向けには203Zとして、eAccess向けにはGL09Pとして投入されている。
メーカー型番がZTE MF98+であることも判明している。
2013年8月9日より販売を開始している。

・総務省電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm