Orangeが英国の携帯電話事業者EEの株式をBTに売却完了
- 2016年01月30日
- 海外携帯電話
フランスの通信事業者であるOrangeは英国の移動体通信事業者であるEEの株式を英国の通信事業者であるBritish Telecommunications (BT)に売却したことを発表した。
Orangeが保有するEEの全株式をBritish Telecommunicationsに売却を完了したという。
EEはOrangeとドイツのDeutsche Telekomが50%ずつ出資していたが、2015年2月にBritish TelecommunicationsがEEを買収することで関係各社が合意しており、2016年1月には英国の行政機関で公正な競争環境の維持を担うCompetition & Markets Authority(競争市場庁:CMA)がBritish TelecommunicationsによるEEの買収を承認した。
OrangeはEEの全株式を売却したことでBritish Telecommunicationsから34.38億英ポンド(約5,932億円)を受け取り、またBritish Telecommunicationsの株式4%を持つことになる。
British Telecommunicationsは過去に移動体通信事業を手掛けていたが、2005年にBritish Telecommunications傘下のBT Cellnetを英国のTelefonica UKに売却して移動体通信事業から撤退していた。
しかし、EEを買収したことでBritish Telecommunicationsは再び移動体通信事業に参入した。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。