韓国のKTが2018平昌冬季オリンピックで5G技術を活用した映像サービスを披露へ
- 2016年02月15日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者であるKTは2018平昌冬季オリンピックにおいて第5世代移動通信システム(5G)を活用した映像サービスを披露する計画を発表した。
これまでKTは2018平昌冬季オリンピックで5Gを披露することを明らかにしているが、より詳細な情報を公開している。
5Gを活用したSync View、360度VR、Hologram Live、5G Safetyを披露するとのことである。
Sync Viewは超小型カメラに通信モジュールを搭載し、5Gの核心技術と見込まれるアクティブアンテナを通じて超高精細な映像をリアルタイムで伝送するサービスである。
異なる映像を同期させる技術も適用して解説席視点の映像と選手視点の映像を選択することも可能で、まるで選手になったかのような鮮やかな映像を楽しめるという。
360度VRは2018平昌冬季オリンピックの映像を5Gミリ波アクセスを適用してリアルタイムかつ好みの角度で観戦することが可能で、家にいても観覧席にいるような臨場感溢れる映像サービスを実現する。
Hologram Liveは5Gミリ波バックホール技術を適用して高精細な遠隔ホログラムサービスを提供するとのことで、選手のインタビュー映像などを選手が目の前にいるような映像で提供するという。
5G Safetyはドローンとインテリジェントシステムを連携した顔認識ソリューションで、ドローンが撮影したリアルタイム映像情報にFiber To The Antenna (FTTA)技術を使用して保安要員と管制センターに伝達し、危険を察知すれば迅速に対応が可能としている。
2016年までに披露する5G核心技術を確定、開発や検証を2016年12月に完了し、2018平昌冬季オリンピックに向けて準備を整えるという。
KTは2018平昌冬季オリンピックを完璧な5Gオリンピックに仕上げるとアピールしており、KTの技術を駆使してより臨場感があり安全なオリンピックを実現するとのことである。
また、5Gの核心技術を活用したサービスをいち早く披露することで、世界における5G開発のリーダとしての地位を固めると宣言している。
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