スペインのOrange Espagneがバルセロナで256QAMと3CC CAの試験を実施、下り最大500Mbpsに
- 2016年02月17日
- 海外携帯電話
フランスのOrange傘下でスペインの移動体通信事業者であるOrange Espagneは256QAMとLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)を組み合わせた試験に成功したことを発表した。
周波数はFDD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 7)、1.8GHz帯(Band 3)、800MHz帯(Band 20)を束ねたCA_3-7-20となり、同時に多値変調方式は256QAMを導入している。
多値変調方式は従来の64QAMから256QAMを導入することで帯域幅を拡張せずに通信速度の高速化が可能で、64QAM比で約1.33倍の高速化を実現する。
256QAMと3CC CAを組み合わせた試験はバルセロナに位置するOrange Espagneの研究所においてEricssonの設備を利用して実施したとのことで、通信速度は下り最大500Mbpsに達することが明らかにされている。
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