シンガポールのSingtelがLAAのトライアルを3月に開始、5Gに応用へ
- 2016年02月21日
- 海外携帯電話
Singapore Telecommunications (Singtel)の完全子会社でシンガポールの移動体通信事業者であるSingtel Mobile SingaporeはLicense-Assisted Access using LTE (LAA)のトライアルを2016年3月より開始すると発表した。
スウェーデンの通信機器メーカーであるEricssonと協力してLAAのトライアルを実施すること明らかにしている。
LAAはアンライセンスバンド(非免許帯域)をLTE通信で利用する技術であるが、アンライセンスバンドのみでLTE通信を利用するMulteFireではなく、ライセンスバンド(免許帯域)におけるLTE通信の補助としてアンライセンスバンドを利用し、ライセンスバンドとアンライセンスバンドのアグリゲーションで活用する。
LAAではアンライセンスバンドとして5GHz帯の利用が注目されており、高い周波数を利用することは第5世代移動通信システム(5G)の研究開発で必要不可欠とのことで、LAAのトライアルを通じて取得したノウハウを5Gの研究開発に生かす方針を示している。
また、Singtel Mobile Singaporeは5Gを世界で最初に展開する移動体通信事業者のひとつとなることを目指すという。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。