Ooklaのスピードテストで台湾大哥大が2015年の台湾最速の携帯電話事業者に
- 2016年02月20日
- 海外携帯電話
米国を拠点としてSpeedtest.netを運営するOoklaはSpeedtest.netの測定結果を集計し、2015年における台湾の移動体通信事業者の平均通信速度を発表した。
移動体通信事業者はTaiwan Mobile (台湾大哥大)、Chunghwa Telecom (中華電信)、Far Eastone Telecommunications (遠傳電信)、Taiwan Star Telecom (台湾之星電信)を集計対象としており、平均通信速度の結果はTaiwan Mobileが下り37.12Mbps/上り18.88Mbps、Chunghwa Telecomが下り29.87Mbps/上り14.19Mbps、Far Eastone Telecommunicationsが下り23.74Mbps/上り11.72Mbps、Taiwan Star Telecomが下り12.11Mbps/上り5.53Mbpsとなった。
この結果を受けてTaiwan Mobileは国際的に信用度が高いOoklaのSpeedtest.netによる集計で台湾最速となったことを伝えており、また最高の品質のネットワークを提供するために業界をリードしていく方針を表明している。
なお、Taiwan Mobileは2015年の時点では唯一の連続した20MHz幅でLTEサービスを提供しており、またLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)も導入して通信速度を下り最大225Mbpsとして理論値は台湾最速となっている。
台湾では2016年第2四半期より各移動体通信事業者が2.6GHz帯の利用を開始する見込みであり、各社の優劣状況に変化が生じる可能性がある。
なお、Asia Pacific Telecom (亞太電信)のLTEプランはTaiwan Mobileのネットワークを利用し、AMBIT Microsystems (國碁電子)はサンプルの少なさから集計の対象外になったものと思われる。
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