UQのWiMAX 2+はUIMカードを採用、対応端末はモバイルWi-Fiルータを準備中
- 2013年09月04日
- KDDI-総合
UQ CommunicationsはWiMAX 2+の詳細な概要について明らかにした。
将来的には下り1Gbpsを超える通信速度を実現する超高速モバイルブロードバンドサービスとしている。
TD-LTEと互換性を確保するように設計されており、端末や設備等をより安価に調達することが可能という。
対応端末はモバイルWi-Fiルータを準備中とのことだ。
WiMAX 2+及びWiMAXに対応しており、端末上でモードの切り替えが可能となっている。
モードはWiMAXのみ利用可能なタイプと、WiMAX 2+とWiMAXの両方が利用可能なタイプを用意している。
WiMAX 2+とWiMAXの両方が利用可能なタイプでは、WiMAX 2+を優先的に接続するように設定されている。
サービス開始当初からWiMAX 2+とWiMAXのシームレスな利用が可能としている。
オプションとしてFDD-LTEの提供も検討しているとのことで、FDD-LTEの利用にはオプション料金が必要となる見通し。
利用制限についても検討中とのことで、詳細なことは明かされていないが利用制限は設定されるようである。
従来のMACアドレスベースの管理に替わり、UIMカードによる契約回線管理を行うことも明かしている。
UIMカードの導入にあたり、当初はMicro SIMサイズ(3FF)のみを提供する。
このUIMカードには予め電話番号が付与されている。
UQ Communicationsの認証を取得していない端末に挿入することは不可としており、IMEIで判別する可能性もある。
総務省の工事設計認証ではWiMAX 2+とWireless City PlanningのAXGPが同じ電波形式になっているので、他社の端末にUIMカードを挿入した場合の挙動は気になるところではある。
UQ Communications向けのWiMAX 2+対応端末としてはHuawei Technologies製のHWD14の存在が明らかになっている。
WiMAX 2+のサービスインと同時に発売される見通しである。
・UQ Communications
http://www.uqwimax.jp/annai/mvno/docs/wimax2plus_material.pdf
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