SoftBankのパーソナルロボットPeppar向け新型タブレットがFCC通過、LTE版Pepperも登場へ
- 2016年03月03日
- SoftBank-LG
LG CNS製のタブレット「LPT-200AR」が2016年3月2日付けでFCCを通過した。
FCC IDはRTQLPT200AR。
モバイルネットワークでは認証を受けておらず、Bluetoothや無線LANの周波数で通過している。
無線LAN通信の規格はIEEE 802.11 a/b/g/nに対応する。
2.4GHz帯に加えて5.xGHz帯の無線LAN通信も可能となっている。
LPT-200ARはSoftBank Roboticsが開発したパーソナルロボットであるPepperの表示部分に採用されるタブレットとなる。
スペックも公開されており、OSにはAndroid 5.1 Lollipop Versionを採用する。
チップセットはMediaTek MT8127Aを搭載し、CPUはクアッドコアとなる。
ディスプレイは約10.1インチWXGA(1280*800)液晶を搭載する。
カメラはフロントに約200万画素CMOSイメージセンサを備えている。
Bluetooth 4.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Bnad)にも対応する。
システムメモリの容量は1GBで、内蔵ストレージの容量は16GBである。
韓国のART&CORE傘下のARTVIEWが京畿道安養に保有する工場で組み立てている。
また、LPT-200ARには派生モデルとしてLPT-201ARを用意している。
LPT-201ARは日本の認証を取得したLTE/3Gモジュールを内蔵し、Nano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備えることが明らかにされている。
既存のPepperには表示部のタブレットとしてLG CNS製のLPT-100SBを採用する。
LPT-100SBはAndroid 4.0.4 Ice Cream Sandwich Versionがベースであるが、LPT-200ARおよびLPT-201ARはAndroid 5.1 Lollipop Versionにアップグレードされている。
なお、Pepperはロボット部分とタブレット部分で異なるOSで動作している。
FCCではラベルや分解画像および取扱説明書なども公開されている。
ラベルには日本や米国以外に台湾や中国の認証マークも確認可能で、すでに台湾ではPepperを販売することを案内しているが、中国でも販売する可能性がある。
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