アフガニスタンの携帯電話事業者Roshanがカブールに新たな旗艦店を開設、カフェなどを併設
- 2016年03月06日
- 海外携帯電話
アフガニスタンの移動体通信事業者でRoshanブランドを展開するTelecom Development Company Afghanistanはアフガニスタンの首都・カブール(カーブル)に旗艦店を開設した。
Telecom Development Company Afghanistanはアフガニスタンに複数の旗艦店を設置しているが、カブールで新たに開設した旗艦店ではこれまでにない顧客体験を提供するという。
旗艦店にはアフガニスタンで携帯電話端末の小売業を手掛けるアフガニスタン企業のUnited Mobileのブースを用意しており、Telecom Development Company Afghanistanの顧客がその場で携帯電話端末も買えるようにしている。
また、アフガニスタン企業のBreads and Butter Catering Servicesが提供する近代的なカフェを併設し、米国企業のCartridge Worldが無料で無線LAN接続を提供するなど、くつろげるスペースも提供する。
これまでTelecom Development Company Afghanistanの旗艦店ではSIMカードの販売やアフターサービスを中心に提供してきたが、携帯電話端末の販売、カフェの併設、無料の無線LAN接続も提供する旗艦店は前例にないとアピールしている。
Telecom Development Company Afghanistanはこれまでにない旗艦店を開設することで新たなライフスタイルを提案するとしており、それだけではなく新たなビジネスの機会や雇用の機会を生み出すことでアフガニスタンの復興と発展にも貢献できるという。
なお、Telecom Development Company Afghanistanの株主はスイスに拠点を置くAga Khan Fund for Economic Development (AKFED)が51%、モナコのMonaco Telecom International (MTI)が36.75%、スウェーデンのTeliaSoneraが12.25%となっている。
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