台湾の2Gから4Gへのアップグレードプログラム、達成率が70%を超える
- 2016年03月29日
- 海外携帯電話
台湾の行政機関で電気通信事業などを管轄する国家通訊伝播委員会(NCC)は2G(第2世代移動通信システム)から4G(第4世代移動通信システム)へのアップグレードプログラムの進捗状況を公開しているが、達成率が70%を超えたことが分かった。
国家通訊伝播委員会の施策により、GSM方式の2G契約からLTE方式の4G契約へのアップグレードを加速する目的で、各移動体通信事業者は2Gから4Gへのアップグレードを促進するためのプログラムを実施している。
元の2G契約は522,000件となっており、2015年11月17日の時点では582件がアップグレードを実施して達成率は0.11%、2015年11月末の時点では51,931件がアップグレードを完了して達成率は9.95%、2015年12月末の時点では179,426件がアップグレードを完了して達成率は34.37%、2016年1月末の時点では252,692件がアップグレードを完了して達成率は48.41%、2016年2月末の時点では336,210件がアップグレードを完了して達成率は64.41%となった。
2016年3月に入ってから2016年3月23日の時点で365,492件がアップグレードを完了して達成率が70.02%となり、ようやく達成率が70%を超えた。
直近のデータとなる2016年3月28日の時点では370,662件がアップグレードを完了し、達成率は71.01%となっている。
なお、台湾ではChunghwa Telecom(中華電信)、Taiwan Mobile(台湾大哥大)、Far EasTone Telecommunications(遠傳電信)の3社が2GとしてGSM方式によるサービスを提供しており、Chunghwa Telecom、Taiwan Mobile、Far Eastone Telecommunications、Asia Pacific Telecom (亞太電信)、Taiwan Star Telecom (台湾之星電信)の5社が4GとしてLTE方式によるサービスを提供している。
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