サウジアラビアの携帯電話事業者Zain KSAがジェッダで3CC CAを商用化、組み合わせはCA_1A-3A-8Aに
- 2016年05月11日
- 海外携帯電話
クウェートのMobile Telecommunications Company傘下でサウジアラビアの移動体通信事業者であるMTC Saudi ArabiaはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションを高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリア(3CC CA)を商用化した。
3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーションの組み合わせはCA_1A-3A-8Aとなり、FDD-LTE方式の2.1GHz帯(Band 1)、1.8GHz帯(Band 3)、900MHz帯(Band 8)を束ねる。
帯域幅は合わせて25MHz幅となっており、通信速度は下り最大187.5Mbpsに達する。
3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーションはサウジアラビア第2の都市で紅海に面するジェッダ(ジッダ)で商用化しており、ジェッダのビジネス街など高トラヒックエリアから導入している。
これまでMTC Saudi ArabiaはCA_1A-3Aの組み合わせでキャリアアグリゲーションを商用化しており、900MHz帯をGSM方式からFDD-LTE方式に転用することで3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーションの導入および通信速度の高速化が可能となった。
3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーションの導入にはNokia Solutions and Networksと協力したことが分かっている。
なお、MTC Saudi ArabiaはMobile Telecommunications Compnayと同様にZainブランドで移動体通信事業を手掛けている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。