OnePlus Xの後継は投入せず、フラッグシップに一本化する方針を示す
- 2016年06月16日
- Android関連
中国のShenzhen Oneplus Science & Technology (深圳市万普拉斯科技)はOnePlus Xの後継となるスマートフォンを投入しないことが分かった。
Shenzhen Oneplus Science & Technologyは中国の深圳でフラッグシップとなるスマートフォンであるOnePlus 3の発表会を開催し、最高経営責任者(CEO)は発表会の会場でOnePlus Xの後継となるスマートフォンは投入せずに、フラッグシップのスマートフォンに一本化する方針を示したという。
OnePlus 3を発表するまでShenzhen Oneplus Science & Technologyはフラッグシップのスマートフォンとしてハイスペックかつアフォーダブルな価格を実現したOnePlus OneとOnePlus 2を投入しており、その後に初めてのエントリークラスのスマートフォンとしてOnePlus Xを投入した。
OnePlus OneやOnePlus 2は世界的に注目を浴びて人気を集めたが、OnePlus Xは不人気であったことが分かっている。
フラッグシップのスマートフォンはハイスペックで競合他社より安価なことが魅力的で話題となり注目度を上げたが、OnePlus Xにはそのような魅力や話題性が欠けており、人気を集めることができなかった要因のひとつになったと思われる。
また、Shenzhen Oneplus Science & Technologyのスマートフォンはフラッグシップが割安な価格であるためにエントリークラスのスマートフォンとの価格差が小さく、本来は価格面で優位性を出せるはずのエントリークラスのスマートフォンが価格面で優位性を出せず、OnePlus Xは売りにくい存在であった可能性も考えられる。
OnePlus Xの発売から遅れてOnePlus Xと共通ハードウェアのスマートフォンが関連会社のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (広東欧珀移動通信)からOPPO A30として登場し、製造ラインの稼働率の維持や部品の一掃などを図ったが、OnePlus Xはこのように不調に終わったため後継を出さない判断に至ったのだろう。
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