韓国LG U+が華為製のLTE機器導入を検討、韓国では反対の声が相次ぐ
- 2013年10月21日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者であるLG U+はLTEの基地局ベンダにHuawei Technologies (華為技術)を選定することを検討していることが分かった。
現在は主にEricsson製の設備を導入しているLG U+であるが、Huawei Technologiesから魅力的な提案を受けているという。
具体的にはHuawei Technologiesは低価格で設備の入れ替えや導入を実現するとのことで、LG U+は2.6GHz帯(B7)でのLTEネットワーク構築にHuawei Technologiesの設備を導入することを検討しているとのことだ。
ただ、韓国ではHuawei Technologiesの設備を導入することに対して反対の意見が相次いで上がっている。
Huawei Technologiesはスパイ疑惑もかけられており、セキュリティ面での脅威を感じていることが主な理由である。
米国ではHuawei Technologiesを含めた中国のIT機器を政府機関内では使用しないようにしており、そういったことからも中国のIT機器への不安が高まっている。
また、韓国の中小企業を守るためにも、Huawei Technologiesから調達すべきではないとの声もある。
現在のLTE関連設備は韓国の中小企業も関わっており、それがHuawei Technologies製に置き換わると韓国の中小企業は大きな打撃を受けるとのことだ。
LG U+がどのメーカーをベンダに選定しようと特に関係はないが、慎重に検討を行ってもらいたいところである。
・Daum
http://media.daum.net/digital/newsview?newsid=20131020133104129
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