タイの携帯電話事業者TOTが2.3GHz帯でTD-LTEの試験を実施へ
- 2016年07月29日
- 海外携帯電話
タイの移動体通信事業者であるTOTは2.3GHz帯を用いたワイヤレスブロードバンドのトライアルを実施することがタイメディアの報道で分かった。
2.3GHz帯を用いたワイヤレスブロードバンドはTD-LTE方式となる見通しで、National Communications Dayである2016年8月4日よりトライアルを実施する計画という。
トライアルの実施エリアはバンコク都およびラーチャブリー県となり、バンコク都ではNokia Solutions and Networksと協力してスカイトレイン沿いに20の基地局を設置し、ラーチャブリー県ではHuawei Technologies (華為技術)と協力すると伝えられている。
TOTは2.3GHz帯を64MHz幅も保有しており、これまでよりTD-LTE方式で利用する方針を示している。
2.3GHz帯を用いたワイヤレスブロードバンドのトライアルにはAdvanced Info Service、Total Access Communication、Trueを招くとしており、既存の移動体通信事業者への周波数の貸し出しやネットワークの卸売りも視野に入れている模様である。
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