Googleが緊急通報時に位置情報を提供するEmergency Location Serviceを欧州の一部で提供開始
- 2016年07月29日
- 海外携帯電話
米国のGoogleはOSにAndroidを採用したスマートフォンで緊急通報を行うと通報先に位置情報を自動的に提供するEmergency Location Serviceを開発し、欧州の一部において提供を開始したことを発表した。
緊急通報の約70%はスマートフォンを含めた携帯電話端末からの発信としており、ネットワークやGPSから取得した信頼性の高い位置情報を提供するという。
正確な位置情報の特定に要する時間が緊急時は重要な場合もあり、正確な位置情報を緊急通報時に提供することで迅速な救命活動などを実現するとのことである。
対応端末はAndroid 2.3 Gingerbread Version以降のAndroidを採用したスマートフォンとなるが、緊急通報先の関係当局および移動体通信事業者がEmergency Location Serviceに対応している必要がある。
Googleは移動体通信事業者などと緊急サービスに関して協力してきたとのことで、まずは英国とエストニアで提供を開始している。
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