ロシアの連邦反独占庁、Appleを競争保護法違反の疑いで調査
- 2016年08月10日
- Apple関連
ロシアの政府機関で競争関連法令の運用を管轄するFederal Antimonopoly Service of the Russian Federation (連邦反独占庁:以下、FAS Russia)は米国のAppleやAppleの子会社であるロシアのApple Rus、オランダのApple Holding、アイルランドのApple Sales Ireland、アイルランドのApple Operations Internationalを競争保護法違反の疑いで調査していることを発表した。
FAS Russiaは一般市民からの通報を受けて調査に着手しており、Eldorado、Evroset’、OZON、Re:Store、Svyaznoy、MegaFon、Yulmart、Media Markt、Mobile TeleSystems (MTS)、M.Video、Citylink、Kholodilnik.ru、DNS、ION (Know-How)、Tekhnosila、VimpelCom (Beeline)の移動体通信事業者を含めた計16の小売店において、Apple iPhone 6sおよびApple iPhone 6s Plusはロシアで公式発売以降にほぼ共通の価格で販売されていることが確認できたという。
この結果はAppleが主要なロシアの小売店に対して価格操作を指示した可能性を示唆しており、競争保護法違反の疑いがあるとしている。
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