CoolpadとLeEcoが共同開発したスマートフォンcool1 dualを発表、リアにデュアルカメラを搭載
- 2016年08月16日
- Android関連
中国のCoolpad Group (酷派集団)傘下のYulong Computer Telecommunication Scientific (宇龍計算機通信科技)と中国のLe Holdings (楽視控股)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「cool1 dual」を発表した。
Yulong Computer Telecommunication ScientificとLeEcoブランドを展開するLe Holdingsが共同開発したスマートフォンである。
OSにはAndroid 6.0.1 Marshmallow Versionを採用している。
独自ユーザインターフェースとしてLe Holdingsの子会社であるLemobile Information Technology Beijing (楽視移動智能信息技術北京)のスマートフォンで採用しているeUI 5.6を導入する。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 652 (MSM8976)である。
CPUはクアッドコアの1.8GHzとクアッドコアの1.4GHzで計オクタコアとなっている。
ディスプレイは約5.5インチFHD(1080*1920)液晶を搭載しており、画素密度は403ppiとなる。
カメラはリアに約1300万画素裏面照射型CMOSイメージセンサ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
リアはデュアルカメラとなっており、デュアルカラーLEDフラッシュも配置している。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/900(B8)/850(B5) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE UE Category 6やLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)に対応し、通信速度は下り最大300Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備える。
Bluetooth 4.1や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)にも対応する。
システムメモリの容量が3GBで内蔵ストレージの容量が32GBの標準版、システムメモリの容量が4GBで内蔵ストレージの容量が32GBの楽次元会員版と華晨宇 火星版、システムメモリの容量が4GBで内蔵ストレージの容量が64GBの楽次元会員版が用意されている。
電池パックは内蔵式で、容量は4060mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。
リアには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
カラーバリエーションは銀と金の2色展開である。
中国で販売することが決まっており、Yulong Computer Telecommunication ScientificやLe Holdingsの直販のほかオンライン販売サイトと提携して販売する。
価格は標準版が1,099人民元(約17,000円)、楽次元会員版の内蔵ストレージの容量が32GBのモデルが1,499人民元(約23,000円)、華晨宇 火星版が1,599人民元(約24,000円)、楽次元会員版の内蔵ストレージの容量が64GBのモデルが1,699人民元(約26,000円)に設定されている。
ハードウェアの製造はYulong Computer Telecommunication Scientificが担当する。
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