LINEがMVNOとしてLINEモバイルを提供開始、月額500円から

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LINEの全額出資子会社であるLINE Mobileは仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供するモバイル通信サービス「LINEモバイル」の詳細を発表し、2016年9月5日より2万件に限定して申し込みおよび販売を開始した。

LINEモバイルではLINEフリープランとコミュニケーションフリープランを用意している。

LINEフリープランは月額500円からLINEの通話および画像や動画の送受信も含むトークが使い放題で、LINE以外のデータ通信容量は1GBが含まれる。

データ通信のみの場合は月額500円となるが、データ通信＋SMSでは月額620円、データ通信＋音声通話では月額1,200円となる。

コミュニケーションフリープランはLINEに加えてTwitterおよびFacebookも使い放題となり、使い放題の対象外のデータ通信容量は3GBから10GBまで選択できる。

データ通信容量は3GB、5GB、7GB、10GBを用意しており、データ通信＋SMSまたはデータ通信＋音声通話から選択できる。

データ通信＋SMSであれば、3GBで月額1,110円、5GBで月額1,640円、7GBで2,300円、10GBで月額2,640円、データ通信＋音声通話であれば3GBで月額1,690円、5GBで2,220円、7GBで2,880円、10GBで3,220円となる。

いずれも料金は税抜表記で、音声通話は20円/30秒となる。

LINEフリープランとコミュニケーションプランの共通点は、余ったデータ通信容量は翌月末まで繰り越し可能、データ通信容量が不足した場合は0.5GB/500円で追加購入可能、初月の月額基本利用料は無料、当月の使い切れないデータ通信容量は500MB以上からLINE モバイルの利用者にLINE経由でプレゼント可能、LINEアカウントの新規作成時にFacebook認証およびSMS認証が不要ですぐにアカウント作成が可能、LINEの年齢認証およびID検索に対応、18歳以下の利用者にはフィルタリングサービスを無償提供となる。

NTT DOCOMOのネットワークを利用するため、提供エリアや通信方式および周波数はNTT DOCOMOのそれに準ずる。

LINEモバイルでは特定のデータ通信をデータ通信容量のカウントから対象外とする機能をカウントフリー機能と呼んでおり、カウントフリー機能に係る業務は仮想移動体通信事業支援者(MVNE)に委託されている。

カウントフリー機能を実現するために仮想移動体通信事業支援者は必要最低限のデータとしてIPアドレス、ポート番号、パケット内容のうちヘッダの一部を機械的および自動的に識別することでカウントフリー対象を識別しており、申込みにはカウントフリー機能に関する注意を告知している。

なお、仮想移動体通信事業支援者はNTT Communicationsである。

SIMロックフリーのスマートフォンおよびタブレットも取り扱っており、ラインナップはASUS ZenFone Go、ASUS ZenPad 7.0、Fujitsu arrows M02、Fujitsu arrows M03、HUAWEI P9 lite、SHARP AQUOS mini SH-M03、ZTE Blade E01、ZTE Blade V7 Liteを用意している。

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