中国電信がCoolpadとLeEcoによる共同開発スマートフォンcool1 dualの取り扱いを開始
- 2016年10月29日
- Android関連
中国の移動体通信事業者であるChina Telecom (中国電信)はCoolpad Group (酷派集団)傘下のYulong Computer Telecommunication Scientific (宇龍計算機通信科技)と中国のLe Holdings (楽視控股)が共同開発したスマートフォン「cool1 dual (C106-9)」の取り扱いを開始した。
cool1 dualはOSにAndroid 6.0.1 Marshmallow Versionを採用したスマートフォンである。
独自ユーザインターフェースとしてLe Holdingsの子会社であるLemobile Information Technology Beijing (楽視移動智能信息技術北京)のスマートフォンで採用しているeUI 5.6を導入する。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 652 (MSM8976)である。
CPUはクアッドコアの1.8GHzとクアッドコアの1.4GHzで計オクタコアとなっている。
ディスプレイは約5.5インチFHD(1080*1920)液晶を搭載しており、画素密度は403ppiとなる。
カメラはリアに約1300万画素裏面照射型CMOSイメージセンサ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
リアはデュアルカメラとなっており、デュアルカラーLEDフラッシュも配置している。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/900(B8)/850(B5) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE UE Category 6やLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)に対応し、通信速度は下り最大300Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
China Telecomが天翼4G+として提供するキャリアアグリゲーションを利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備える。
Bluetooth 4.1や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)にも対応する。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は32GBのみ用意している。
電池パックは内蔵式で、容量は4060mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。
リアには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
China Telecomによる販売価格は1,599人民元(約24,000円)に設定されている。
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