2013年Q2に最も利益を上げたキャリアは中国移動、ドコモとKDDIがトップ10入り
- 2013年11月11日
- 携帯電話総合
米国の調査会社であるABI Researchは世界の主要な移動体通信事業者の業績に関する資料を公開した。
公開された資料には世界の主要な移動体通信事業者が上げた利益が纏められている。
2013年第2四半期において、最も利益を上げたのは中国の中国移動(China Mobile)で101億2080万ドルとなった。
2位は米国のVerizon Wireless、3位は米国のAT&T Mobility、4位はスペインのTelefonica、5位は英国のVodafone Group、6位は日本のNTT DOCOMO、7位は中国の中国電信(China Telecom)、8位はフランスのOrange Group、9位はロシアのVimpelCom、10位はKDDIである。
日本の移動体通信事業者はNTT DOCOMOとKDDIがトップ10入りしており、米国のSprintを傘下としたSoftBank Groupは入らなかった。
ARPUは中国移動が16.40ドルで48位と低い順位で、4位のVerizon Wirelessの71.80ドルや5位のAT&T Mobilityの60.40ドルを大きく下回っている。
しかし、ARPUが低い点は今後の伸び代が大きいとの見方もある。
中国移動はTD-LTE方式を利用した4Gサービスを本格的に開始する予定で、今後はARPUを伸ばして総利益は独走状態となる可能性も指摘されている。
・ABI Research
https://www.abiresearch.com/press/china-mobile-tops-abi-researchs-50-most-profitable
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