タイ当局がサムスン電子にGalaxy Note7の輸入禁止を通達、交換プログラムにも影響か
- 2016年09月13日
- Android関連
タイの政府機関で電気通信事業などを管轄するNational Broadcasting Telecommunications Commission (以下、NBTC)は韓国のSamsung Electronicsのタイ法人であるThai Samsung Electronicsに対してスマートフォン「Samsung Galaxy Note7」の輸入を禁止すると通達したことがタイメディアの報道で分かった。
NBTCの事務局長はSamsung Galaxy Note7を輸入するためには安全であることを最初に証明する必要があり、それまではSamsung Galaxy Note7の輸入は許可されないとThai Samsung Electronicsに通達したという。
タイはSamsung Galaxy Note7のリコール対象に含まれており、Thai Samsung Electronicsはリコールの対象個体を安全対策済みの個体と交換を受け付ける計画であるが、NBTCの決定により安全性が証明されるまで安全対策済みの個体も輸入不可となるため、交換プログラムのスケジュールにも影響を及ぼす可能性がある。
NBTCは安全性を確認するためにタイの政府機関であるThai Industrial Standard Instituteと調整する方針で、安全性の確認が完了すればタイ国内でSamsung Galaxy Note7の輸入および販売が可能になるとのことである。
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