パナソニックが携帯電話修理を手掛ける子会社を米アシュリオンに売却へ
- 2013年11月18日
- 携帯電話総合
PanasonicはPanasonic Mobile Communicationsの100%子会社で移動体通信端末の修理を手掛けるPanasonic Mobile Technical Serviceを売却することが分かった。
売却先は米国のAsurionで、2014年1月1日付けで全株式を取得するという。
取引額については明らかにされていないが、十数億円に上るとされている。
Asurionは移動体通信端末のアフターサービス大手で、米国以外に欧州やアジアでも移動体通信端末の修理サービスや補償サービスを手掛ける。
日本法人のAsurion Japanは2004年に設立されており、NTT docomoよりケータイ補償お届けサービスを委託されている。
売却されるPanasonic Mobile Technical Serviceは静岡県掛川市に本社を置き、Panasonicの移動体通信端末の修理や海外修理拠点への技術サポートを事業としている。
Panasonicは日本の個人向けスマートフォン事業から撤退することを発表しており、修理量の減少が見込まれることでPanasonic Mobile Technical Serviceの売却を検討していたという。
AsurionはPanasonic Mobile Technical Serviceの設備と従業員を引き継ぐ予定で、引き継いだ設備やノウハウを活用して事業拡大を狙う。
Panasonicのスマートフォンは売れなかった印象しかないが、それでも子会社の売却を検討するほど修理量の減少が見込まれるということは、故障率が相当高かったのでしょうか。
・日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD1705V_X11C13A1TJC000/
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