CDMA2000を捨ててLTE onlyにするとチップの開発コストが半分になると関係者が明かす
- 2013年11月21日
- Android関連
Verizon WirelessはQuanta Computer製のタブレット型端末「Verizon Ellipsis 7 (Quanta QMV7A)」の販売を開始した。
このタブレット型端末は3G/2Gには非対応で、モバイルネットワークはLTEのみとなっている。
これまでにモバイルネットワークに非対応でWi-Fiのみに対応したタブレット型端末は数多く登場してきたが、モバイルネットワークに対応しながらLTEのみとなるのは初めてである。
Verizon Wirelessが提供するCDMA2000に非対応で、また国際ローミング用の3G/2Gにも非対応となり、真のLTEのみとなっている。
LTEのみとした理由はコストを下げるためとしている。
Verizon Ellipsis 7のLTEチップの開発を手掛けたAltair Semiconductorの関係者によってそれが明らかにされている。
LTE/CDMA2000に対応したマルチモードチップは製造だけで65~80米ドルとなり、販売価格では130~150米ドルにもなるとしている。
しかし、LTEのみに絞るとコストを半分に抑えられるとのことだ。
Verizon Ellipsis 7は250米ドル(約25000円)と低価格で販売されている。
LTE 700(B13) MHzのみに対応しており、今後Verizon Wirelessが導入するLTE 1900(B2)/1700(B4) MHzに非対応な点は不安ではあるが、価格を考慮すると仕方ないだろう。
Verizon WirelessはLTE 700(B13) MHzをメインでエリア展開しており、それだけでもエリアは十分と判断したと考えられる。
・GIGAOM
http://gigaom.com/2013/11/18/why-verizons-ellipsis-could-be-the-first-in-a-new-wave-of-cheap-4g-tablets/
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