マカオのCTMがCAで下り最大225Mbpsに高速化、2017年には下り最大400Mbpsに
- 2016年10月23日
- 海外携帯電話
マカオ特別行政区の移動体通信事業者であるCompanhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門電訊:以下、CTM)はLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を商用化した。
LTEサービスの開始当初はFDD-LTE方式の1.8GHz帯(Band 3)の15MHz幅*2およびTD-LTE方式の2.3GHz帯(Band 40)の10MHz幅を使用し、通信速度は下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbpsで提供していた。
新たにFDD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 7)の15MHz*2の使用を開始したことに伴い、キャリアアグリゲーションを導入して通信速度を下り最大225Mbpsに高速化した。
また、CTMは2017年にFDD-LTE方式とTD-LTE方式を組み合わせた3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)を導入して通信速度を下り最大400Mbpsに高速化する計画も明らかにしている。
3CC CAに加えて256QAMや4×4 MIMOを導入すれば下り最大400Mbpsに達する見込みで、2017年には256QAMや4×4 MIMOを導入するものと予想できる。
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