韓国のハナ金融とSK Telecomがフィンテック分野を手掛ける合弁会社Finnqを設立
- 2016年10月30日
- 海外携帯電話
韓国の金融機関であるHana Financial Groupと韓国の移動体通信事業者であるSK Telecomは合弁会社としてFinnqを設立したと発表した。
FinnqはHana Financial GroupとSK Telecomがフィンテック分野で協業するために設立しており、Hana Financial Groupが保有する金融分野のノウハウとSK Telecomが保有する情報通信分野のノウハウを融合するという。
設立時の資本金は500億韓国ウォン(約45億6,021万円)、出資比率はHana Financial Groupが51%、SK Telecomが49%となる。
2017年上半期よりモバイルで利用可能な生活密着型金融サービスを本格的に提供する予定といている。
社名のFinnqはFintech、Quick、Quality、Quantum leapからなる造語であり、フィンテック(Fintech)分野において差別化された高速(Quick)かつ高品質(Quality)なレベルのサービスを提供し、既存の枠組みを破って飛躍的に跳躍(Quantum leap)する革新的な企業に成長させるとの意味合いが込められている。
韓国ではフィンテック分野を強化する目的で移動体通信事業者と金融機関が合弁会社を設立する事例は初めてである。
Hana Financial Group
SK Telecom
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